大切にしている想い
子どもからお年寄りまで、
誰もがいきいきと過ごす
居場所をつくる
「神様の守りと導きの中で、赤ちゃんからお年寄りまでいろいろな人が一つ屋根の下で暮らせるように」。
これは、私たち聖救主福祉会が1999年に複合型福祉施設の先駆けとなる「まこと地域総合センター」を建設したときのスローガンでした。教会・保育園・学童保育・高齢者福祉施設がひとつの建物に集まることで、様々な世代が交流して豊かな時間を過ごせる「大きな家」を目指したのです。いまも変わらず、センターでは子どもたちの元気な声が響く中で、お年寄りはゆったりとした時間を過ごしています。
そして、1979年のまこと保育園の開設とともに始まった聖救主福祉会の歩みは、現在も着実に前に向かって進んでいます。2007年に善福寺愛の園、2022年に砧愛の園が運営を開始。2024年には、まこと地域総合センターの想いを深化させた複合型福祉施設である深川えんみちもスタートしました。
聖救主福祉会は、聖救主教会とNPO法人地域で育つ元気な子とともに「まことファミリー」として手を携えて、誰もがいきいきと過ごせる居場所づくりを続けています。これからも地域福祉の向上を願い、みなさまの善き隣人となるべく、たゆまず努力していきます。
理念
私たち聖救主福祉会は、キリスト教の神の愛のうちに、
全てをかけがえのない存在として尊重し、仕え、喜びを共にしつつ、
共に生きる人々に奉仕します。
基本方針
私たちは、子供からお年寄りまでが喜びをもって集う場を作り、
質の高いサービスの提供を通して地域の人々のために事業を進めます。
行動指針
子どもひとり一人の個性・能力を尊重し、豊かな人間性をはぐくみます。
ご利用者ひとり一人の尊厳を守り、充実した人生の日々を支えます。
ここに集う人々と共に学び、共に成長します。
ご挨拶
ご利用者様、
地域住民のみなさま、
職員一同にとって、魅力ある法人づくりに努めます。
2023年6月から理事長に就任しました髙瀬祐二と申します。国立市にあります社会福祉法人滝乃川学園に長く勤め、主に知的障害者支援に従事してきました。定年後は滝乃川学園に常務理事として勤務し現在に至っています。
滝乃川学園では、これからの社会福祉法人は、法人の本部機能を集約し、業務を分け、強化し、専門人材の育成、ICTを活用した業務省力化等が必要になるということで法人の刷新を行ってきました。聖救主福祉会においてもこのような経営の刷新を行う予定です。
福祉全般、特に介護事業は、2040年に向けて大きく変化することが予想されています。少子高齢化という社会情勢の中、働く人の確保と育成が困難になり、また、介護サービスを必要とする人がますます増えることが予想されています。経営の困難さはさらに増していくと思われます。しかし、そのような環境にあっても、社会福祉の原点に立ち、当施設を利用する方々、地域の方々、そして働く方々にとっても魅力ある法人となるべく努めていきたいと思っています。
戦後、木場で働く青少年のために、聖救主教会が働きを始めたように、地域の課題解決のために働くことが社会福祉法人の本来の使命です。幸運なことに「深川えんみち」という活動拠点が与えられました。いわば「深川えんみち」は地域に開かれた窓です。深川えんみちの活動を通して、地域課題に取り組み、解決を目指す法人となりたいと思います。今後とも皆様のご協力をお願いいたします。
※『深川えんみちプロジェクト』は富岡八幡宮様から建物をお借りして、高齢者デイサービスと放課後学童保育(ライト学童保育クラブ:NPO法人地域で育つ元気な子)を同じ建物で行う事業です。ソーシャルワークの拠点として運用していく予定です。