2025年度のこども園発足に向けて社会福祉法人では「こども園準備室」を2021年から設置し、行政との窓口業務を中心に園内での調整を進めています。宗教法人聖救主教会キッドスクールとしては、社会福祉法人『こども園』に繋がる園児獲得と教育内容保持、卒園までの責任、経済的運営に努めておりますが、現実は厳しく、2025年度こども園に移行するまでの運営費が2024年度分800万円の不足が見込まれます。本年度、園児獲得の為、無償化対象施設と同様の保護者負担になる目的で月謝を下げ、園負担に踏み切りました。園児募集を心配しない時代もありましたが2022年度は、新入園2名の17名で新年度を開始、本年度は、8名の新入園児を迎え18名の在籍です。開園当初から、ケアの必要な子どもたちも共に過ごし、お互いに刺激し合い認め合い育ち合っていく中で、人間として豊かな体験を積んできました。園児数が減っても職員の数を大幅には減らせない状況の中、自助努力（2歳児保育・延長保育・夏季預かり保育・子育て講演会）と聖救主教会からの寄付も受けておりますが、来年度の赤字は免れません。縦割り異年齢混合教育と言うモンテッソーリの教育方法をこども園に継続させる為にこども園化前最後の年の運営費と施設を閉める際にかかる費用も含め、卒園の皆様にご理解とご寄付のお願いをいたします。皆様から頂いた寄付は、こども園への移行完了までの運営の為、園児と職員の為に使わせていただきます。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。